2012年よく聴いた/良かったアルバム
特に良かった10枚。順位付けはしません。
○Beach House - Bloom
前作との差異はそこまでないかも(挙げるとすればシンセのアルペジエーター多用・生音っぽい鍵盤が減った・ヴィクトリア嬢の歌がうまくなった)。でもやっぱりこういうリヴァーブの効かせ方って好きです。→M-1 Myth
▲Chocolat & Akito - Duet
M-1"One"やM-5"Don't Loose Your Heart"は2人が夫婦だからこそ為せる曲。GREAT 3の新譜と併せて聴いて頂きたいですね。結婚もありかなって思えるようになってきた。→M-3 扉
△Kensei Ogata - Her Paperback
熊本で活動中のtalkというバンドのフロントマンによるソロアルバム。Disc1が10曲30分というお手軽さと推しも相まってDisc2共々よく聴きました。録音からマスタリングまでも全て自らやってしまうDIY精神に脱帽。→SoundCloud
・Memory Tapes - Grace/Confusion
6曲40分。コンセプチュアルな渾身の意欲作。曲の複雑な構成といいシンセ、ギターの音色の引き出しの多さといい相変わらず素晴らしい。→M-4 Sheila
・Motion Sickness of Time Travel - ST
フォークにドローンを落とし込んでる連中もいればその逆も然り。いつもよりクラウトロック臭がするのはEditions MEGOからのリリースとなったせいなのかどうか。→bandcamp
・OGRE YOU ASSHOLE - 100年後
「浮かれている人」「homely」でやってきたことをちゃんと活かせてる感じする。音楽という手段で死をちらつかせられるとなぜか惹かれてしまう。→M-2 夜の船
◎TEST PATTERN - 羽化
岡山で活動する4人組バンドの5th。このバンドの音源を初めて聴いたときは「おいおいシカゴ音響派か」と思わず漏らしたほどでした。4thから引き続きうたものメイン。→M-1 羽化
・Tim Hecker & Daniel Lopatin - Instrumental Tourist
ティムがダニエル(a.k.a. Oneohtrix Point Never)の作風に合わせてる感じはしますが、2人ともノイズの強度がエグい。2人とも馴染みの音色を荒ぶらせすぎ。遊びすぎ。最高。→M-1 Uptown Psychedelia
・コトリンゴ - La mémoire de mon bandwagon
5曲20分強のミニアルバム。M-1"Today is yours"はJonsi『Go』・Sufjan Stevens『Illinois』にも似た気風さえも感じられるチェンバー・ポップ。M-3"みっつの涙"のセルフカヴァーも原曲より好き。→M-1 Today is yours
△堀江由衣 - 秘密
既発タイアップ曲も少なくないのによく「秘密」というコンセプトに基づいてバランスよくアルバムとして組み立てられたなぁ…と。M-11"CHILDISH LOVE WORLD"は作詞・作曲担当である清竜人の堀江由衣への愛がこれでもかというほどに詰まった楽曲。→M-11 CHILDISH LOVE WORLD
次、良かった10枚。コメント無し。
・Ametsub - All is Silence
→M-2 Rufouslow
・Dictaphone - Poems From A Rooftop
→M-7 Rattle
・GREAT 3 - ST
→M-10 彼岸
・Helios - Moiety
→フリーダウンロード可
・Mark Fell - Sentielle Objectif Actualite
→M-5 SOA-5
・Osamu Ansai - Nightwalk ep
→bandcampにてフリーダウンロード可
・The Townhouses - Diaspora
→bandcampにてフリーダウンロード可
・Woods - Bend Beyond
→M-2 Cali in a Cup
・石橋英子 - Imitation of Life
→M-7 imitation of life
・清竜人 - MUSIC
→M-3 Fall In Loveに恋してるっ
以上。